自動車の所有権や使用権を公的に証明するために、車検証に各種情報が記載されることになります。車検証には自動車の車台番号、型式、所有者、車検の有効期限などの情報が記載されています。
自動車の各種登録申請は、車検証に記載の内容を変更する場合に行うものとなり、大きく分けて以下の種類があります。
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新規登録：自動車を初めて登録する場合に行います。一時抹消した中古車の場合は中古新規といいます。
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変更登録：車両情報の変更、所有者の氏名・住所の変更、使用者が変わるなど、車検証に記載のある登録情報が変更される場合に行います。
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移転登録：自動車の所有者が変わる場合に行います。所有権の移転を行う、所謂名義変更です。
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記載変更：車検証に記載はあるが登録情報ではないもの（例として使用者の氏名・住所の変更など）を変更する場合に行います。
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抹消登録：一時的もしくは恒久的に車両の登録を抹消する場合に行います。
「登録自動車」とは「普通自動車」のことをいい、所有者の住所・氏名等の情報を国の機関である陸運支局において「登録」することが法律で定められています。そのため、申請先は管轄の「陸運支局」・「自動車検査登録事務所」となります。
当事務所で取り扱いのある申請手続きは以下の通りです。
変更登録
- 引っ越しで所有者の住所が変わった
- 結婚などで所有者の氏名が変わった
- 使用者が変わった
移転登録
- 売買や譲渡によって所有者が変わった
- ローンの完済によってディーラー等の所有権の留保の解除を行う
記載変更
抹消登録
- 自動車の使用を一時的に中止する（一時抹消）
- 自動車の使用を中止し、解体する（永久抹消）
- 自動車を輸出する（輸出抹消）
「軽自動車」のことを登録自動車に対して「届出自動車」といいます。
申請先は、軽自動車の場合は「届出」に応じて「軽自動車検査協会」という特別民間法人が、国に代わって車検証やナンバープレートを交付します。
当事務所で取り扱いのある申請手続きは以下の通りです。
変更登録
- 引っ越しで所有者の住所が変わった
- 結婚などで所有者の氏名が変わった
- 使用者が変わった
移転登録
- 売買や譲渡によって所有者が変わった
- ローンの完済によってディーラー等の所有権の留保の解除を行う
記載変更
廃車
- 自動車の使用を一時的に中止する（自動車検査証返納届）
- 自動車の使用を中止し、解体する（解体届出）